止水栓というのは水を供給する為の栓です。
通常、蛇口のハンドルやレバーを操作することで水を出したり止めたりできますよね。
では、なぜレバーやハンドルを操作することで水が出るのでしょうか?
それは止水栓の付いている管を伝って蛇口に水が供給されているからなのです。
つまり止水栓は水を出すための大元のような部分なので、止水栓を閉めると蛇口の水も自然と止まるという仕組みです。
逆に開ければ蛇口に向かって供給されるので、水量の調節などにも使えます。
ほとんどの場合、止水栓は蛇口から下に伸びているパイプの部分などに付いています。
また、トイレなども同様でタンク付近から伸びているパイプ部分に止水栓が付いていることがあります。同じくここを開け閉めすると、トイレへの水供給をストップさせたり水量の調節をすることができます。
更には、家全体の水供給をコントロールする元栓というものも存在するのです。これを閉めることで家のあらゆる水が出なくなります。ただし、問題なく使える水回りの箇所も水が出なくなってしまうデメリットがあります。ほとんどの場合、元栓は水道メーター付近に併設されていることが多いです。
止水栓は中、元栓は外というのが一般的です。
もしも水漏れが等が酷く、修理までの間一時的にでもしのぎたいということであれば
止水栓を閉めておくと被害を最小限にとどめることができそうです。
ぜひ一度、自分のお家のどこに止水栓がついているか確認してみてください★
さて、止水栓がどういうものか知ったうえで今回のケースを見ていくと・・・
止水栓部分からの水漏れが起きていました。劣化してしまうこともあるため、ハンドルが固くて回らない。水が漏れてしまうというトラブルも起きがちな部分です。蛇口などと同じですね。
止水栓がまともに使えないということは、何かが起きた時に応急処置ができなかったり、水量の調整も困難になってしまいます。