こんにちは！！
さつき水道サービスです！！
今回は埼玉県富士見市で、「浴室シャワー水栓の水が止まらない！！」とのご依頼をいただきました。
すでに2社に断られていました。
浴室蛇口交換 埼玉県富士見市 B様邸
こちらが問題の水栓です。
水栓を繋ぐソケットが特殊なタイプの蛇口で、すでに２社に断られたとのことでした。
こちらが分解後の水栓ソケット部です。
市販のソケットだと径が合わず、ほとんどの業者さんがここでギブアップされたとのことです。
付かないのだったら、付くようにしましょうということで、金具を外します。
ユニットバス用の持ち出し金具です。
ユニットバス用の持ち出し金具なる部品を取り付けます。
無事に新しい水栓に交換できました。
メーカーにも対応できないと言われていたとのことで、大変喜んでいただけました。
お風呂のシャワーが止まらない！原因と対策について！
お風呂のシャワーは、多くの方が毎日使用しているものではないかと思います。毎日使うものは、消耗スピードも速く、時に突然故障してしまうこともあります。例えば、いつも通りに体を洗い終わって、シャワーを止めようとしたら「シャワーが止まらない」「ハンドル操作をしても水が出続ける」、こうしたことは実はよく起きていることです。今回はそんなシャワーのトラブルについて水が止まらなくなってしまう原因と対処法について解説いたします。
お風呂のシャワーの種類
普段意識することはないかと思いますが、お風呂のシャワーにはいくつか種類が存在しています。故障内容は種類によっても異なるため、自宅で使用しているシャワーの種類を把握しておく必要があります。
＜ツーハンドル混合水栓＞
お湯と水それぞれの量を調整することで、ちょうどいい温度にして使用するタイプの水栓です。賃貸のシャワーや、ホテルのシャワーなどに使われることが多い水栓です。毎回温度調整をしなければいけないものの、水圧などが強くなれれば使いやすい水栓です。
＜シングルレバー混合栓＞
一つのレバーでお湯と水の量や温度を調整するタイプの水栓です。操作がシンプルで力も必要としないため、小さなお子さんや高齢者のいるご家庭でも人気のあるタイプの水栓です。ただし前回と同じ温度にするのが少し難しい部分があるため、ハンドル操作にはある程度の慣れが必要です。
＜サーモスタット混合栓＞
最初にお湯の温度を設定すると、次回も同じ温度で使用することができる便利な水栓です。温度表記もハンドル部分に記載されているため、使う人の好みの温度に応じて簡単に温度設定が可能です。新築住宅などでは一番採用されることが多い水栓で、最近はより操作が簡単になるボタン式のものなども登場しています。
お風呂の水が止まらない原因とは？
＜シャワーヘッドのトラブル＞
シャワーヘッドとホース部分の接続部分が緩んでいたり、亀裂が入っている場合は、蛇口を閉めてもすぐに水が止まらないことがあります。基本的にはシャワーから排出されなかった水が出きってしまえば、水は止まりますがしばらくダラダラと水が流れている状態が続くため、水漏れをしているように見えることがあります。
＜蛇口内部の故障＞
蛇口には複数の内部部品が存在していますが、普段目にする機会がないため部品があることに気付かない方も多いです。しかし劣化や摩耗に伴い、部品が故障してしまい、蛇口のハンドルを閉めてもシャワーから水が止まらなくなってしまうことがあります。水が止まらなくなってしまうトラブルを起こしやすいのは、ネジの錆付きやゴム状の部品のトラブルです。
＜カートリッジの故障＞
サーモスタット混合栓では、蛇口の内部にカートリッジと呼ばれる温度調整を行う部品が設置されています。カートリッジは劣化や摩耗により故障することがあり、故障してしまうとシャワーから水が止まらなくなるなどのトラブルが起きてしまいます。温度調整が不安定であったり、水圧の調整がうまくいかないなどの症状が故障前には起こりやすいため、心当たりのある方はカートリッジの故障も視野に入れましょう。
＜給水管のトラブル＞
水を届ける大元である給水管がトラブルの原因になっていることもあります。給水管は、蛇口に水を届けるために一定の圧力がかけられていますが、給水管にトラブルが発生すると蛇口を閉めても水圧のせいで水が押し出されてしまうことがあります。給水管は壁の中に設置されていることが多く、壁の中でも水が出続けている可能性があり、そのまま放置するのはとても危険です。
お風呂のシャワーの水が止まらない場合の対処方法！！
①止水栓を閉める
お風呂のシャワーの水は、止水栓を閉めることで一時的に止めることができます。お風呂のシャワーの止水栓は、多くの場合蛇口の根元やサイド部分に設置されています。その他のケースでは、お風呂のパネルの内側などにあることもあります。
②元栓を閉める
万が一止水栓が見つからない、あるいは止水栓がないお風呂もあるため、その場合は元栓を探しましょう。元栓は止水栓と違って、住宅全体の水を止める役割があるため、同居家族がいる場合は一言声をかけると安心です。元栓の場所は、戸建て住宅であれば目立たない場所で敷地内の住宅建物周辺、賃貸やマンションなどの集合住宅の場合は玄関付近にあるメーターボックスか、共有スペースの床などに埋め込まれていることが多いです。元栓をしめることで、家全体への給水を止めることができるため、止水栓でも止められなかった場合でも水を止めることが可能です。
＜処置を終えたらすぐにプロの業者に連絡を！！＞
ここまでの作業が完了したら、自分で対応できることはほとんどありません。水道のトラブルは見えない部分で大きな水漏れを引き起こしている可能性もあります。そのため、応急処置を終えた後はすぐにプロの業者を呼びましょう。
※今回は「浴室シャワーの水が止まらない！！」ということでご依頼いただき、蛇口を交換させていただきました。
メーカーやほかの業者に対応できないと言われていたため、大変ご満足していただけました。
＜使用部材＞
TBV03501J1 （壁付シングル混合水栓）
水栓プレート6ｍｍ×2枚
ミヤコ Ｍ３３５（ユニット用エルボ）
- 施工場所
- 埼玉県富士見市B様邸
- 施行日
- 2024年11月30日
- 工事内容
- 浴室蛇口交換
- 施工期間
- 2時間
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