排水栓とは、洗面台の排水口に使う栓です。洗面台に水を溜める時に使います。また、種類によりゴミ取り用のキャッチャーが付いており、排管の詰まりの元であるゴミを流さないようにする役割もあります。
排水栓は洗面台同様、様々なデザインや種類がありますが、大きく分けると以下の3つの種類があります。
1.ゴム式
昔からあるタイプです。ゴムでできた栓で排水口を塞ぐタイプで、チェーンにつながっています。栓のみのシンプルなタイプで、管理も簡単です。ただチェーンの故障など、他のタイプには無い故障が発生する事があります。
2.ポップアップ式
ポップアップ式は、レバーで栓を開閉できるタイプです。栓とレバーは洗面台下でワイヤーにより繋がっています。
引き棒を押すと排水栓が開き、引くと排水栓が閉じます。
いちいち栓を触らないため衛生的です。しかし、栓の下にあるヘアキャッチャーのゴミが溜まると動きに不具合が出ます。
3.ワンプッシュ式
ワンプッシュ式は、押しボタンを一度押すと排水栓が開き、もう一度押すと排水栓が閉じます。ポップアップ式との違いとして、レバーを引く必要がありません。動きが単純で力の弱い人でも使いやすいタイプです。しかし、ヘアキャッチャーにゴミが溜まることで不具合が起きたり、蛇口から水漏れすることがあるなどのデメリットもあります。